
オペラ赤毛のアン"本番編"
※写真クリックで拡大できます。
2021年7月25日(日)都城公演、8月1日(日)宮崎公演が無事に終演いたしました。
こ智らのページでは、私が出演させていただいた宮崎公演を中心に掲載いたします。
国民文化祭2020みやざきとして開催されたこの公演。
一度延期になってしまいましたが、無事に開催することが出来ました。
1,059人のお客様が入ってくださったとの事で、私が出演したイベント史上ダントツでたくさんのお客様の前で披露できました。
私は主役の「アン・シャーリー」という役で出演させていただき、初めての舞台、初めての主役、初めてのオペラと初めての経験をたくさんできた忘れられない公演となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、どうなるかわからない状況下の中で無事に開演できたことはとても嬉しいことでした。
2021年7月30日(金) 宮崎公演ステージ作成
まずは本番前にステージ設置から始まります。
今までのお稽古は平面なまま動きを確認していましたが、スタッフの皆さんが立体的なステージを作っておられました。
前日から実際に場所を歩いてみて曲に間に合うかどうか、スポットライトが当たるかどうかなど場当たりで確認いたしました。
ここから今まで練習してきた部分と違うところがあったり、指揮者と見えなくなるから場所を調節したりと覚えることがたくさんあり、とても大変でした。




2021年7月31日(土) 宮崎公演ゲネプロ
ゲネプロの日は本番と同様のメイクと衣装を身に着けて流れも止めずに臨みます。
メイクには東京と沖縄からわざわざ来ていただき、キャスト全員分のメイクをしていただきました。
私は舞台メイクは初めて!! 初めてなのですが今回私自身こだわりがあり、頬にはそばかすを入れていただきました。
メイクだけでアンの心になった気がしました。

アンは早着替えが何回かあり、全てのお洋服がどれもかわいいく私好みです(笑)
最初の登場は緑のチェックスカートにエプロン。次はマリラが作った洋服でオレンジ色のスカート。
次はマシューがリンド夫人に作ってもらったピンクと白のパフスリーブ。
最後は紫をベースにした大人っぽいスカート衣装。
どれも本当にかわいく持って帰りたいくらいでした(^^)




右:ギルバート・ブライス役「畝原功気」さん
ゲネプロの様子を写真に撮っていただけたので掲載します(^^)
また、ゲネプロの始まる前にはアンの姿の状態で全体の写真を撮っていただきました。
また、最後にカーテンコールの練習も宮崎組は初めてさせていただきました。
アンは坂道の上から走って降りていきます。
明日もここから降りてステージから会場のお客様を見れると思うとわくわくが止まりませんでした!!





2021年8月1日(日) 宮崎公演本番
8月1日(日)いよいよ「オペラ赤毛のアン」当日の日。
受付は華やかに大変身!!!
実際にアンの世界に出てくる「ブライトリヴァー駅」の看板を作っていただき、当日受付の設置も完了です。
スタンドのお花も届き、色鮮やかな受付となりました。
開場少し前の時間でしたが、ロビーにはすでにたくさんのお客様が座っていらっしゃいました。


13時になり、次々にお客様が開場されました。
演出家の倉迫先生は自らお客様をお出迎え。
ひとり客席にいらっしゃるのではなく、お迎えをされるお姿はとても感激でした。
私の友人や知人も次々に会場へ。
とても嬉しく感じました!!
中には県外から来ていただいた方たちもいらっしゃり、改めて音楽や演劇ができる嬉しさをかみしめました。







会場にはたくさんのお客様!

楽屋ではマシュー役で出演された大田原勉さんがオリジナルフルーツケーキを作ってくださいました。
色鮮やかでいい匂いのフルーツケーキ!!
(一幕終わりの休憩に一切れいただいちゃいました、とても美味しかったです♪)

一幕冒頭、合唱のシーンではここから私はアンになっりきるんだという気持ちでステージに立ちました。
お客様からは「ステージに愛ちゃんが出てきただけで涙が出た」など嬉しいお言葉もいただきました。
ただ、本番でテンションが上がりすぎると歌声や演技がダメになってしまう事を私は知っています。
なので、100%の気持ちを70%ほどに落としながら歌い、演技をしました。
そのほうが見ている、聴いている方からはちょうど良いステージになるらしいです。
一幕、無事に終えて20分間休憩をとり、次は二幕に移ります。
一幕ではアンを向ける家族のお話が中心なのですが、二幕からは対・人の演技が主になります。
学校のシーンや親友ダイアナとのやり取り、大人に成長してからのマシューの死、そしてマリラとの決意・・。
たくさん考えることや計算しながら歌って体力的には限界なシーンもありましたが、最後はギルバートとの二重唱と全キャストでの合唱を終え、無事にカーテンコールが終わりました。






幕が閉まる際にとても悲しくなり、幕裏で大号泣してしまいました(笑)
そんな私をたくさんの方が慰めてくだいました。ありがとうございます(笑)
今回はコロナという時代でもあり、打ち上げはありません。
解散はロビーにてみんなで行いました。
名残惜しいですがキャストやオーケストラ・合唱のみなさんとはここでお別れ。
またいつの日かみんなでオペラをする機会があったらいいなと心から感じました。
関わってくださって皆様本当にありがとうございました。
「オペラ赤毛のアン」に出会えて、アン・シャーリーと出会えて本当に幸せです!!!

東京 調布より森クリニック様からスタンドが届きました!

かわいいバルーンまで!ありがとうございました。

ピアノの土田悦子先生

マリラを演じられる泊かずよ先生

都城でバリー婦人を演じた小園由美子先生

リンド夫人を演じる八田和子さんと指揮の土田浩先生

都城でアンを演じた後藤悠さん

宮崎公演では村人を演じた冨高美紀先生

アンの親友ダイアナを演じた後藤智穂さん

少年期ギルバートと一緒に
最後に、たくさん差し入れをいただきました。
今回花束の受け取りがダメだったのですが、自宅にたくさんの花や差し入れが来ておりました!!!
県外からもたくさんの花束の数・・皆さんには本当に感謝です。
後日ケーキでお祝いもしていただきました。
こんなに祝っていただけて私は幸せ者です!!
アンも終わり、次のステージに進むために精一杯努力を積み重ねて今まで以上に頑張ろうと思います。
これからも永吉愛の応援をよろしくお願いいたします(^^)



更新日:2021 / 8 / 7